インプラントが最適と考えられるケースでしたが、患者様のご希望やご状況に応じて、親知らずの移植をご提案した症例です。

初診時

「左側の治療を中断している」と来院されました。

乳歯が残っており、長らく左上の奥歯がなかったため、右側の歯だけが負担がかかっている状態でした。

治療計画

左上の乳歯はインプラントに置き換えることが理想的ですが、費用を抑えるために左下の親知らずを移植し、さらにその奥歯にインプラントをする事になりました。

インプラント手術後

左上の乳歯を抜歯し、その奥にインプラントを無事に埋入し、手術が終わりました。

治療途中

親知らずを移植する際、移植先の骨をどれだけ削る必要があるかを確認するため、事前に親知らずのレプリカ(模型)を使って確認しています。

治療途中

計画通り、親知らずを移植しました。

３ヶ月後、完成

自然な噛み心地としっかりとした咬合力を回復し、左側でもしっかり噛めるようになりました。

before → after

本来はインプラントが最適でしたが、患者様のご希望や状況に合わせて、親知らずの移植をご提案しました。

一人ひとりに合った、ベストな治療を大切にしています。

症例詳細

治療内容	インプラント（奥歯1本）、親知らずの移植
患者情報	30代、男性
治療期間	3ヶ月
治療費用	440,000円（税込み） 【内訳】 ・インプラント術　297,000円 ・セラミック　143,000円 親知らずの移植(保険治療)
治療詳細	欠損部へのインプラントの埋入
リスク・副作用	・手術後は痛みを伴う場合があります ・歯茎が回復する量には個人差があります